なかなか下がらない高血圧。原発性アルドステロン症が疑われ、診断を確定するために検査をしました。
原発性アルドステロン症、原発性アルドステロン症の検査には何があるかについてはこちら。
生理食塩水負荷検査とは?
今回私は、生理食塩水負荷検査をしました。
生理食塩水負荷検査とは、点滴で生理食塩水を体に大量に入れ、その過程でアルドステロンとレニンの数値の変化を見る検査です。
体に生理食塩水が大量に入ると、塩分が体にかなり入ることになるので、アルドステロンの分泌が押さえられ、レニンが働いて、塩分を外に出そうとします。
しかし、大量の生理食塩水が入っても、アルドステロンとレニンの割合が正常でなければ、アルドステロン症の疑いが強くなります。
生理食塩水の量は人それぞれ、体重によって違います。私の場合は、体が大きいので(笑)2L!
点滴の袋の大きさを見て、看護師さん達もヒソヒソ(笑)びっくりしてる方もおられました。
生理食塩水負荷検査の手順
病院到着後、まず約30間安静にして血圧や心拍数を落ち着かせます。
その後血液検査です。なんにもない状態と、後とで比較するためです。
腕に針を指し、生理食塩水を点滴開始です!
点滴をしてる途中には、3回血液検査をします。そして、終わった後にも血液検査があります。
まずは、1時間後。
それから1時間半後
そして、点滴が終わった後。
約4時間の検査です。その間は、スマホを見ながら安静に寝てました。
トイレに行っても大丈夫と言われましたので、1回トイレに行きました。
現在新型コロナのため、あまりトイレには行きたくありません…外出は神経を使うので、疲れるのに、トイレはもっと神経を使います…
1回トイレに行くと、2回目が早いので、我慢できる程度に我慢しました。
血管に大量の生理食塩水を入れているのですから、トイレに何回も行く人が多いみたいです。私の回数にびっくりされました。もともとあまりトイレに行かないのが難点な私です。私みたいに我慢せずに行ってくださいね。
病院によっては、トイレがダメというところもあるみたいです。(私も最初にダメと言われましたが、訂正がありました)
すべての生理食塩水が体に入ったところで、血液検査をして終わりです。
血液検査の結果は当日出ない
血液検査の結果は当日出ないのに…診察があり…かなり待たされ…ようやく診察。
寝てるだけだから疲れないと思っていましたが、かなり疲れました。
さあ、結果は後日。楽しみです。
結果は?
追記
結果が出ました!
まず何もない状態のアルドステロン210…レニン0.6
2時間後アルドステロン53…レニン0.3
最後のアルドステロン59…レニン0.2
アルドステロンはかなり押さえられたような数値になっていたので、私はアルドステロン症じゃないのかと思ったのですが…
数値は、アルドステロン÷レニンの数値。
私は、始め350。2時間後176。4時間後295。
この数値が200超えたらアルドステロン症の可能性が高くなります。
だから、私はアルドステロン症の可能性が高くなったということですね…