手術後病名確定!チョコレート嚢胞とは?

術前は卵巣がんと診断、開腹して、子宮や片側卵巣を摘出。術後に診断されたのは「チョコレート嚢胞」という病名でした。チョコレート嚢胞とは何かを調べてみました。

卵巣腫瘍の一種であるチョコレート嚢胞

チョコレート嚢胞とは、子宮内膜が卵巣内に発症し、普通、体の外へ出るはずの生理の血が、卵管から血が逆に流れて、卵巣の中に血が入ってしまって、塊を作る症状です。

生理の度に卵巣内で出血と増殖を繰り返し、卵巣の中に子宮内膜が発生します。そして、卵巣の中の血が酸化してしまって、ドロドロのチョコレートのようになることから「チョコレート嚢胞」という名前が付けられたといいます。

チョコレート嚢胞は放っておいたら危険!

チョコレート嚢胞は、エコーやMRIで見ると、卵巣がんと間違われやすいのですが(私の場合がそうでした)、がん化しやすいために、用心する必要があります。

中の血が古くなるほど悪性がんの発症率は高いので、高齢になるまで放っとくと、卵巣の中にある血液が古くなり、がんになる恐れがあります。

若い年齢であっても、チョコレート嚢胞を長い間放っておいて、中の血が古いなら、がん化している可能性があるという、要注意な病気です。

どうしてがん化するかは分かっていませんが、医学的には、1000人に1人はがん化すると言われています。怖い病気です…

チョコレート嚢胞・がん化以外で注意することは?

チョコレート嚢胞は、およそ毎月、生理時に血液が溜まっているだろうという状態なので、破裂や感染を起こすことがあります。注意が必要な病気です。もし破裂すると、じわじわとした腹痛が発生すると言われています。

また、もし周囲が癒着していたら、その痛みは強いらしいのです。

このじわじわとした腹痛、いつもあったんですが…卵巣腫瘍は傷みが無いはずなのに、なんか痛みがあるんだよねと思っていました…💧

先生は、術後何も言われなかったので、違うのかな…

破裂寸前だったのかもしれない(自称)。癒着はしていたので、癒着の痛みかもしれませんが…

特に月経痛が酷い人は婦人科に行こう!

卵巣腫瘍は、症状が無いと言われます。無症状のまま、月日が経ち、大きくなって、ようやく気付き、気付いた頃には悪性になってたという事例があると言います。

お腹の片側だけが大きくなった、お腹全体が出てきた、最近お腹が苦しくなってきた、足がむくむなどの症状が出てきてから気付くというものです。

何もないのが一番!一応受診するのがおすすめです。

とりあえず、受診してみて何もないのが一番です。今は、女の先生がいる病院も多くなっていて、女の先生を指名することもできると言います。

後悔しないように早めに悪いものを見つけましょう!(今まで放っておいた私が言うな?😅)

特に、生理痛(月経痛)が酷い人は、定期的に検査するのはおすすめです。

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